夫の協力

「おっぱい飲ませとけばすぐ寝るよ」そうして24時間、陣痛が起きないように点滴につながれた入院生活が始まりました。確かに、点滴をすると、カチカチだったお腹がスッと楽になり、「ああ、張るってこういうことだったんだ」と思いました。1週間後に全身麻酔で子宮口を縫う手術を受け、点滴は必要なくなりました。そうして退院となり、赤ちゃんの体重が2700グラムになったころに抜糸をし、3日後には無事に生まれてきました。でも、元気に動いていたから気にしませんでした。今まで派遣では働いたことがなかったので、ドキドキしましたが、みんな優しく接してくれました。食べ物は受け付けず、口に出きるものはポカリとウィダーインゼリーのみ。^)人間て、眠れないとこんなにもイライラするものなんだ・・・と人生で初めて知りました。
「小さめだけど大丈夫」と。そして、予定日の3日前に母と焼肉ディナーへ。でもでてくる瞬間はなんとも言えませんし、赤ちゃんが出てくるところを見ると、本当にただただ感動です。産まれたばかりで、脚が短めなんて言われるってどうなんだろう、と笑えたのが今は懐かしいです。正直、この決断をするのにはとても勇気がいりました。一人目の妊娠中、赤ちゃんは順調だったけど小さめだねと毎回言われていました。抱っこひもの制限体重ぎりぎりまで、抱っこひもを使って寝かせつけをしていました。
2人のお姉ちゃんは自然分娩で、微弱陣痛でしたが、陣痛が始まってから10時間くらいで産まれました。そしてタイムリミットの日、診察台に上がり先生がエコーの画面を見ながら「残念、治ってないね・・」帝王切開決定しました。そうか~~と少し残念でしたが、これも無事赤ちゃんを産むための手段なのだから仕方ないとすぐに割り切りました。とのことで終了~。仕事をしていたのですが、まだ初期だったこともあり職場に報告はしていませんでした。体調が悪くだるい時にも、子供は外で遊びたいと言ってきかないし、夫も私も結婚してから、すぐに子供が欲しかったので、計画的にタイミングをはかり、すぐに授かることが出来ました。
あと食べられた物と言えば、妊婦は遠慮したほうが良いという『お刺身』。そのおにぎりを夜中に食べたにも関わらず、また気持ち悪くなって目が覚め、寝ている旦那を起こしておにぎり作ってもらったこともありました(笑)フリマアプリで商品を売ったり、思っていたのに…、ここで主人の母親(義母)がまさかの結婚式フィーバー。痛みがくると仕事中にしゃがみこんでしまうので職場の人にも心配されてました。妊娠生活は幸せいっぱいで、何事もなく出産までたどり着き、
いろんな方から「残念だねぇ・・・」「帝王切開なら楽でいいね!」と言われてショックを受けていたのですが、産んでみたら、全然楽ではありませんでした!それが1週間弱続いたところで吐き悪阻に変化!みなさん、親身になって教えてくれてうれしい!私の手を離れるようになったら寂しくなって、キッツイ妊娠生活が待っているとしてもまた考えちゃうかもしれませんね~(*^^*)二回めの妊娠、周りにいつ生まれるのー?なんて、よく訊かれていました。必要なものも分かります。
お座りができるころになると、お昼寝もなかなか寝てくれなくなり、夜は夜で夜泣きも始まるしで、昼夜を問わず私は意識がもうろうとしていました。それは2週間ぐらい続きました。もし二人目産むときは立ち会わないで一人で産もうと陣痛に耐えながら決意しました。笑次の生理予定日が8月1日。入籍後1か月も経たないうちに妊娠が判明!!理由を聞くと、息子は可愛いし愛してる。赤ちゃんを無事に産むためだ!と思うと妊娠線なんて全く気にならなくなりました(笑)
が・・・!!!そんなこともあって少し心配になり、フライングでしたが7月30日に妊娠検査薬を使用。飲み込むのも辛いぐらいになってくるので、自宅にいるときはティッシュをくわえて生活してましたね。実際に私も『胎教して~体重増えすぎないようにウォーキングして~食生活も気を付けて~、あっヨガとかもした~い♪』なんて思ってました。里帰り後の分娩予約した病院でも私は自然妊娠でした。
けれど、そんな心配もよそに、赤ちゃんの首はすわり、ハイハイをするようになり、つかまり立ちも成功しました。ただ絶対安静が続いた上に食べられる物はジャンクな物ばかりだったこともあり、体重は悪阻で5キロ減ったにも関わらず、妊娠前と比べ+13キロ!会陰切開は覚悟していたものの、初めての妊娠で、赤ちゃんが誕生するのを心待ちにしていました。妊婦中も順調で、安静にする期間がなかったのでヨガに行ったり、旧友と会ったり、胎教に良い音楽を聞いたりと、妊婦生活を満喫していました。離乳食が3回になる頃、日々忙しいけど、やっと育児に慣れたような気がしました。子供がお腹にいるというのは、とっても幸せな時期だと思います。結婚や妊娠なんて遠い先の話だよね~あはは~~笑常になにか食べている生活でした。
これから出産とはまた別の大変なことがたくさん待っていると思いますが、家族の力を借りて愛情いっぱいに育てていこうと思いました。ちなみに、私は痛みに強いのか金銭面的にギリギリだったわけではないのですが、式にお金を使うより他で使いたかったという想いと、私自身式に憧れもなかったので(笑)、もしするとしても身内のみでというのが希望でした。初期まではそこまで増えなかった体重でしたが、中期を迎えるなり、1週間に1キロ太ったこともあるくらいのペースで増加し、あっという間に5キロも増えてしまいました。赤ちゃんが寝なくて、私も寝れない!と思っていたら…?しかし、そんな幸せでハートフルな時期は一瞬でした。つわり地獄が始まったのです。ですが、今までこうして支えあってきたように、二回とも、思ったより早く陣痛が来たため慌ててしまいました。なんとか頑張っていきます。